おしどりマコさん『汚染水の話は目くらましだと思う！』20131020

（書き起こし）
汚染水の話あるじゃないですか？
汚染水も重要な話だと思うんですけれども、私はそれを目くらましじゃないかと思っていて、それで、夏くらいからいろいろ調べていたんですね。
護岸の1号機と2号機の間の海の近いところのナンバーワンエリアと呼ばれているところの
地下水の汚染というのはさすがにものすごい話で重要だと思うんですけれども、
夏位から急に浮上してきたタンクエリアの汚染水は、私は目くらましだと思っていて
それはなんでかといいますと、
タンクエリアの漏洩と言うのは去年2012年4月3月も今みたいにひどい高濃度の漏洩が何度もあったんです。
その頃は、排水路が直接海につながっていてスパーン！て海に物凄い高濃度の全β ストロンチウムが入っていたものが流れていて、
その時は今ほど全然話題になってなかった、トピックじゃなくて。
なんで今頃⁈
去年よりは微々たる量だったりするのに、なんでこんなに問題なるのかと思ってたです。
微々たる量ではないんですけど、土壌に入っているので直接海に流れていない
今のところって感じなんですけどね。
何でかって言うと、
この夏から1号機と3号機の建屋の中の瓦礫撤去が始まったんです。

8月12日と19日に免震重要棟前の連続ダストモニターの放射能候補警報が、なったりとかたんですけれども。

結局それも現場の作業員の方々に色々聞くと、3号機のオペフロの瓦礫撤去をし始めて
発災以降初めての瓦礫撤去をしたので、ものすごく高濃度のダストが舞い上がっていて
それで、そこの風下が風向きによってちょっとしたプルーム位になっているので警報が鳴る位の量なんですね。
近所にダストを舞い上げるくらいのものが問題なのかなって思ってたんですけど。

簡単に何が問題なのかって言いますと、発災以降初めての瓦礫撤去始めているんですけど、その情報公開がされていないのです。
ずっと記者会見でも要望しているしその他でも要望しているのですけど、
どこのものが、
どこに落ちたのか？
どういう爆発があって、
どうゆう大きい構造物がどう崩れてきて、
どこに落ちてきたのかって言うのが、
どういう爆発が起きたのかって言うのに、すごく重要な情報なんですけれども！
その現場検証もされていないまま、
現場保全もされていないまま、
どんどん瓦礫撤去が今年の夏から始まりました。
何月何日どこどこの瓦礫撤去をしました。って言う記者会見の発表でしかなくて、
写真も1枚2枚ぐらいしか公開されていないので、「せめて詳細な写真を公開してくれ。」と言っても、今現状、全く公開されていない状況です。

で、現場の作業員の方々も福島原発事故の解明がされないって事は、今後日本の原発事故が起こったときに現場の作業員がまた犠牲になるので、
もともと作業員で私がやりとりしている情報知っている方は、
もともと原子力推進側で
もともと原子力で働いていて
再稼働しないと困る！って立場の人が多いんですけれども、
でも再稼働して、もし事故が起こったら、また現場が犠牲になる事だけは避けたいので
福島延発事故の検証はほんとにきちんとして欲しいっ！と思ってる方々が多いんです！
なので、汚染水の問題は爆発の瓦礫を今どんどん撤去して行っているということに。
そのことの目くらましじゃないかなと思って、現場の方にもどんどん爆発のがれきの撤去が始まっていて現場検証ができない。と憂いておられる方もいるので
本当にのそのことを皆さんが知りたがって欲しいなと。。
"現場検証どうなってるんだ！"って！

以上書き起こし。

2013年10月20日（日）東京「福島第一原発事故～31ヵ月目の真実～」
「ラジオフォーラム」主催
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/107620