26年後のチェルノブイリ


時間 00:13:46  公開 2012年3月8日
26年後のチェルノブイリ
26年後のチェルノブイリ
http://www.ktv.co.jp/anchor/feature/2012_03_05.html
http://megalodon.jp/2012-0306-1645-42/www.ktv.co.jp/anchor/feature/2012_03_05.html
「私の同い年の50歳の同僚では10人中4人が亡くなっています。
私の課題は信用に耐える情報をお話しすることです。
課題と言うより義務です。」(ウラジミルさん)

ベラルーシのこども健康回復センター。
チェルノブイリゾーンに住む子どもたちは年に一回、
ゾーンを出て、こうした施設で転地療養を行うことが決められています。
センターの副院長はチェルノブイリゾーンの子どもたちに
免疫低下の傾向があると指摘します。
「子供の免疫低下とチェルノブイリゾーンは密接に関連しています。
しかし研究はまだ十分ではありません」(副院長)
被ばくが原因となるがんは、何年もたってから現れてきます。
原発事故による健康被害を、今も時限爆弾のように抱えている人がいるのです。
プリピャチに限らず、多くの町が原発事故によって捨てられました。
日常の生活を突然に奪われた人たちの苦しみは、今も続いています。

<参照>
チェルノブイリ / セミパラチンスク / タヒチ / サハラ / 広島