20140214 UPLAN 三田茂医師「関東の子どもたちの異常について」(医師講演・被ばく連続学習会)


「放射線被ばくを学習する会」は、2月に三田茂医師を、3月に牛山元美医師をお招きして、連続学習会を開きます。


事故を起こした福島第1原発が放出した放射能は、長期にわたって健康に影響を与えています。健康不安も大きいです。


さまざまな意見が飛び交っていますが、健康影響は「議論」によって測られるものはありません。それは子どもたちの体に現れるものです。それを測るセンサーは、子どもたちを直接診てくださっている臨床医の方々です。


しかも低線量被曝では、病気や症状に放射能特有の特徴があるわけではありません。「普通の症状」だとして見過ごそうと思えば幾らでも見過ごすことが可能です。健康不安に耳を傾けてくれるかどうか、医師の問題意識も放射線影響を見抜くセンサーとして、大きく感度を左右します。


【放射線被ばくを学習する会】
三田茂医師(小平市三田医院・院長)
3.11以来、三田医師は東京近郊の在住者および福島からの避難者、子どもたち一人ひとりに時間をかけて診察なさってきました。牛山医師は昨年ベラルーシで甲状腺研修を受けられ、地元神奈川で日々きめ細かな診察にあたるとともに、福島県郡山の病院での月1回の当直勤務もなさっています。人間性あふれるお二人の医師のお話から、私たちもまた、家族や周囲への健康に対する気遣いを学びとって行きたいと思います。