月別アーカイブ: 2014年7月

歩道橋の上と落ちた航空機 / 狐火 Track by Bui Ya! Bass


http://kitunebi.jimdo.com/

【リリック】
新宿南口 歩道橋のさらに上
人も通らぬ鉄骨 真上は晴れてても
遠くに夕立 通り雨が降るなら
人はそれを奇跡と呼んだかな
道行く通行人は足を止めず
止めた人はアイフォンで動画を撮り始め
じめじめした梅雨の一時 中央 山の手
の扉が開く度 改札は人ごみ に溢れまた
引いては 波の様に 打ち消す現実があなたに
発言以外の表現をもたらしたそれが
死をもって言葉に重みを持たせる?
いや、言葉で伝えられなかった時に
選んだその焼身に絶対に賛同は出来ない
その身を焦がした訴えさえも
誰かのカメラの向こうの昨日だ

何間3万人の自殺者がいる中
その3万分の1が死という選択で
もし政府や世論が揺れたとしたら
もしかしたら3万回揺れる事になるよね

自殺を持って何かが変わる事は無い
その訴えさえもかき消してしまう程に
自殺を持って何かが変わる事は絶対無い
その訴えさえ逆さまにしてしまう程に

取りとめた一命 それならなおさら
絶望希望絶望で次は希望のターン
センセーショナルな白昼堂々繁華街で
あくびの数分頂いて 拡声器で拡散

あぐらかいた数秒で決意が揺れ動いた
鼻につく ガソリン そこまであと1分
確かに無関心な生と死 好奇心が突破口
でも、翌日には自殺未遂現場を指さす
通行人 OL達も鼻でくすくす笑いながら
ランチまでの話題のヒトコマ
集団的自衛権で苦しんだって死ねない
「戦争が始まるらしいっすね」
棒読みの学生 棒読みのキャスター
そうだね 1人の力じゃ悪いけど
きっと朝刊の紙面のカラーを白黒に変える
程度しか出来ない 

言葉が死に勝るその訳は
死人に口は存在しないから
いくら法案に反対しても
あなたが死を選んだ事実は絶望
将来を良くしたいあなたが
死を選んだ事自体は絶望
未来を生きて行く言葉が
あなたより先に鉄骨から落ちた
いくら希望のある言葉を並べても
その先が自殺なら意味が無いんですよ

マレーシア航空機が落とされた
朝にはガザでは地上侵攻
マレーシア航空機が落とされた
朝にはガザでは地上侵攻

日本には幸運な事に言論の自由と
インターネット環境があった
規制が引かれて言葉が奇声
という烙印を押されるまでは
日本には幸運な事にそれなりの平等
があった マレーシア航空機の子供
研究者とガザ一般市民の命を1名と数えれた
果たしてその空は人を客だと思っていたのかな

ゆとり教育の中、義務教育を抜け
得た知識こそが 最大のゆとりの誤算
と言われる程に 世界で今何が起きているかを
目覚まし時計のアラームの後に
こんなオレでも気にするようなった
それってどうなの、オレってどうなの
みんなで選挙で選んだ政党だったはずでしょ
向こうの戦火に我関せず、でも、
それはそれでどうなの
フォーカスを当てた悲劇のヒロイン
暗闇に埋もれたその他大勢
会社の同僚に相談したら
「うざい」と言われて「そうだよね」
笑ってお終いにしたいとこだよね

自販機の缶を替えに来た業者さん
モーニングAセットを準備する店員さん
電話すれば出てくれる実家の祖母
ここで何不自由無いくらいだから
当たり障り無い事が賢いって言われたりするわけだから
会議を仕切れるあの上司に派遣が憧れたり
毎朝売り切れてるミネラルウォーターの
代わりを選ぶ時間や朝礼で発言を
振られうまい事言えなくてすべって落ち込んだり

どうせ知らない間に全てがうまく行くはずだ
どうせ知らない間に何かが決まって行くはずだ
せめて、父親と母親が平和な時代で良かった
70年続いた平和があった事を心の隅にせめて覚えておくよ

マレーシア航空機が落とされた
朝には僕はいつも通り出社
マレーシア航空機が落とされた
朝には僕はいつも通り噂話
マレーシア航空機が落とされた
朝には僕はいつも通り笑った
マレーシア航空機が落とされた
朝には

木村草太氏:国会質問で見えてきた集団的自衛権論争の核心部分


http://www.videonews.com/
ニュース・コメンタリー (2014年07月19日)
国会質問で見えてきた集団的自衛権論争の核心部分
ゲスト:木村草太氏(首都大学東京都市教養学部准教授)
 政府が「集団的自衛権」と呼んでいるものは何のことはない、実は個別的自衛権のことだった。
 安倍政権が7月1日に集団的自衛権の容認を閣議決定したことを受けて、7月の14、15の両日、衆参両院で集中審議が行われたが、両日の国会審議を通じて、今回政府が行った「解釈改憲」というものは、実際はわれわれが考えてきた「憲法解釈の変更」や「集団的自衛権の容認」とはまったく異なるものだったことが浮き彫りになった。
 憲法学者の木村草太首都大学東京教授は、この国会審議で政府が今回行った集団的自衛権の容認は、実はこれまでの憲法解釈を変更し、これまでは足を踏み入れることが認められていなかった「集団的自衛権」の領域に足を踏み入れるものではないことが明らかになったと指摘する。閣議決定で「集団的自衛権」と呼んでいるものは、実際は個別的自衛権と集団的自衛権が重複する領域にある事象で、今回政府はそれを必死になって探し出し、それを集めたものを無理矢理「集団的自衛権」と呼んでいるだけであって、実際はこれまでの個別的自衛権の範囲を一切超えるものではないと木村氏は言うのだ。...
 確かに法律家の目から見るとそれが真実なのかもしれない。しかし、両日の安倍首相や岸田外相の答弁を見る限り、政治家の多くはあの場で横畠氏と世の法律家の間で交わされた暗号通信の意味を正確に理解していないことは明らかだ。恐らくそれは質問をしていた岡田克也議員や福山哲郎議員についても言えることだろう。だとすると、いくら官僚や法律家が法律の専門的な知識を駆使して、実際は解釈改憲とは言えないような代物を作っておきながら、解釈改憲と言いたくてしょうがない政治家には「解釈改憲をしたと言っても差し支えはありませんよ」と甘言するような二重構図は非常に危険と言わねばならない。
 なぜならば、最後に法律を作るのは国会であり政治家だ。そしてそれを行使するのも政治家がトップを務める内閣だし、トップレベルで外交を行うのも政治家だ。実際に安倍首相や岸田外相らは、自分たちの勝手な理解に基づく集団的自衛権容認論を海外で大っぴらに喧伝し始めている。内閣法制局と公明党幹部の間の阿吽の呼吸などというものが、外国政府との外交交渉の場で通用するとはとても思えない。官僚が悪知恵とも呼べるような手法で、政治家の要求と法律との整合性を保てるような玉虫色の解を出して、とりあえずはその場を収めることができたとしても、その効力はせいぜい霞ヶ関から半径1キロの範囲程度にしか及ばないだろう。そして、何よりもまず、主権者である国民がそのような法律家たちの解釈を共有できていなければ、何の意味もない。
 やはり課題となるのは今回の「疑惑の解釈改憲」に基づいて、実際の法律の整備が行われる時だろう。もし今回の閣議決定が横畠長官が答弁したようなものだとすれば、新しく整備される法律は個別的自衛権の範疇をはみ出すものは一切できないということになる。そのような法律家の認識を前提として法案審議が行われるか、現時点では内閣法制局官僚の手の平の上で踊ったような形になっている政治家が主導権を握り、自分たちの理解する閣議決定の解釈に則った法律を作ってしまうか。そして、それをメディアやわれわれ国民が許すのか。今、それが問われている。
 ジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が、集団的自衛権容認の核心とは何だったのか、何か今後の課題となるかなどを気鋭の憲法学者木村氏と議論した。

2014.7.18 「ろくでなし子」さん釈放会見


時間 00:00:59  公開 2014年7月18日
2014.7.18 「ろくでなし子」さん釈放会見
女性器の形状に出力される「3Dプリンタ用のデータ」を他人に送信したとして逮捕・勾留されていた女性漫画家「ろくでなし子」さんが7月18日、釈放されました。「ろくでなし子」さんは記者会見を開き、支援者への感謝の言葉を述べました。

南相馬市で収穫の稲穂からセシウム検出 がれき撤去が関係か(福島14/07/14)


2013年秋に福島・南相馬市で収穫された稲穂から、放射性セシウムが検出された。農林水産省は、福島第1原発で進められている、がれきの撤去が関係している可能性があるとして、東京電力に説明を求めている。
福島第1原発から20km以上離れた、福島・南相馬市原町区。
2014年も作付けが行われているこの地区の田んぼで、2013年秋に収穫された稲穂から、セシウムが検出された。
2013年秋に、南相馬市で収穫されたコメから、基準値を超える放射性物質が検出されていた。
しかし、その原因について、これまで地元の農家には、一切説明がなかったという。
南相馬市鹿島区のコメ農家・櫻井義晴さん(36)。
2014年も、農地を除染したうえで作付けを行ったが、不安は尽きないと話す。
櫻井さんは「ちょっとずつでも信頼回復しているさなかに、そういうことが起きていたというのがわかったというのは、これから先、厳しくなっていくのかなという感じはします」と話した。
南相馬市の田んぼで見つかったセシウムが付着した稲穂は、セシウムは、土壌から吸収されたものではなく、局所的に付着していて、稲穂が出始めた8月ごろについたのではないかとみられている。
また、福島第1原発では、この時期、大規模ながれきの撤去作業が行われていて、8月19日には、放射性物質が飛散。
双葉町では、モニタリングポストの値が上昇するなどしたことから、国と県では、がれきの撤去作業が汚染につながった可能性は否定できないとして、東京電力に説明を求めていた。
東京電力は会見で、「当日のダスト飛散そのものと、それから、南相馬市の平成25年度産のコメの基準値超え。1kgあたり100ベクレル(Bq)超えとの因果関係ということについては、当社としても、わかりかねるというところが、正直なところでございます」と話した。
福島第1原発で、これからも続く、がれきの撤去作業。
原因の解明が待たれている。

阿部知事の副知事時代からの変節ぶりに驚いた


時間 00:02:40  公開 2014年7月14日
阿部知事の副知事時代からの変節ぶりに驚いた
日本共産党の山下芳生書記局長は、10年ほど前に副知事だったときの阿部県知事とお話したことがあるそうです。当時の「地に足のついた」政策に感心した山下さんは、今の阿部知事の変質ぶりに驚いたといいます。(7月8日の長野市での日本共産党演説会)